blog, クリエイターさん向け
センスが無い&自信が無い、崖っぷちグラフィックデザイナーの体験談
おばっけ〜。
癒しのおばけ ばけふわです。
デザインに自信がなくてデザイナーを辞めようと思ってませんか?
体調を崩していませんか?
ひとふわ(ばけふわと活動しているグラフィックデザイナー)も悩んでいた時期があるばけ。
今はフリーランスになって、楽しく大好きな仕事をしているけれど、全然違う状況だったばけ。
<ひとふわの過去>
せっかく好きな仕事についたのに、いつまでたっても上達しないデザイン。
コンペでの採用率が低く、なかなかデザインを担当させてもらえなかったばけ。
後輩がなかなか入ってこないので、20代後半になっても下っ端。
電話応対、掃除、資料探し、買い出しなど細々した雑務に日々追われていたばけ。
全然良いデザインができなくて、先輩に何度もアドバイスをもらったばけ。
時間だけが過ぎていき、全然進まない。
提出締め切りの時間が迫る。
もうこれ以上、先輩に相談するのも申し訳ないけど、どうすれば良くなるのかわからなかったばけ。
時間に追われて、焦る気持ちでどんどんアイデアが出なくなったばけ。
やっとの思いで作ったデザインが、全然だめだと言われて落ち込んだばけ。
またやり直し。
残業になっても、デザインが悪いのだから仕方ない。
ぎりぎりの時間まで働いて終電に間に合うように帰ったばけ。
家に到着するのは24時を過ぎてから。
そこから遅すぎる夕食を食べ、お風呂に入ると2時になる。
6時半に起きて7時過ぎには家を出たばけ。
どうしても間に合わない時は、会社に泊まったばけ。
誰もいないオフィスで休憩室のソファーでひざ掛けにくるまって寝ていたばけ。
当時のひとふわはボロボロだったばけ。
「会社が悪いのか…いや、デザインが下手な自分が悪いんだ。
優秀な先輩の足をひっぱっている。」と常に劣等感を持っていたばけ。
特に自分のキャリアに遠回り感があって(文系の大学を卒業後、デザイン学校を卒業しての就職)
専門学校出身の年下デザイナーの方が実務経験やスキルが高いことや、美大や芸大を出ているデザイナーに劣等感があったばけ。
「役立たずな自分が嫌い…。
私はいない方が良いんじゃないか。
辞めた方が会社のためなんじゃないか。
でも、この忙しさの中で辞めたら迷惑をかけてしまう。
続けても、辞めても、どちらにしても迷惑をかける。
いっそ何もなかったかのように、消えてしまえたらどんなに良いだろう。」
そんな日々を過ごしていたばけ。
それでも続けてこれたのは、デザインが好きという気持ちだったばけ。
どんなに疲れていても、下手なデザインしかできなくても、デザインをしている時間は楽しかったばけ。
完成したデザインを街で見かけた時は嬉しくてたまらなかったばけ。
やりがいは感じていたけど、周りの人から見れば、仕事で身体を壊しているだけ。
「早く辞めたほうがいいよ」と心配されたばけ。
心配してくれるのはありがたいけど、辞めた後にやりたいことがなかったばけ。
「今から、未経験でできる仕事はあるのかな。
あったとしてもやりたいことでなければ、何のために働くのだろう。」
と転職は考えられなかったばけ。
転職活動をする時間がないし、雇ってくれる会社はないと思っていたばけ。
グラフィックデザインの仕事はどこも忙しいと聞いていたばけ。
当時の認識は
・やりがいのある仕事
どこの会社も忙しい、徹夜が多くて家に帰れるのはまだ良い方
・やりがいのない仕事
定時で帰れるけど、仕事に面白みがない
のどちらかしかないと思っていたばけ。
それならばと、やりがいのある仕事を選んだばけ。
だけど、身体を2度も壊してしまったばけ。
当時のひとふわは、自分を責め続けていたばけ。
みんなに迷惑をかけている、価値のない存在、自分のことは後回し。
そんな思考だったから、病気になるまで無理をしてしまったばけ。
周りに気を遣い過ぎて思っていることを言えなかったばけ。
身体を壊して休んでは、迷惑をかけてしまったと落ち込んだばけ。
休職期間中も罪悪感から、リラックスすることができなかったばけ。
当時を振り返ると、自分で自分を苦しめることが習慣になっていたばけ。
<自分を大切にするばけ>
自分を苦しめるのじゃなくて、大切にすることが必要ばけ。
無理して身体を壊すまで働いても、自分と会社にとってもお互いに良くないばけ。
勤務時間を減らす方法を考えたり、相談したり…どうしても解決できないなら、転職するなど。
自分を守って欲しいばけ。
「会社をやめたら、みんなに迷惑をかけてしまう。私がやめたら、会社が回らなくなる。」など考えることはあるけれど、きちんと引き継ぎをしてやめれば大丈夫ばけ!
ばけばけハッピー!!